夏のシャドーキルトを飾って涼しさを演出!
暑くなってくると、お部屋の模様替えをしたくなりますね。
インテリアに涼し気なアイテムを取り入れて、少しでも快適に過ごせる空間にしたい!
そんな時にすぐ完成出来る、お手軽、簡単な飾りをハンドメイドしてみませんか!
ふちどりが苦手な初心者さんにも出来るように、裏側生地を表側にくるむように始末したので簡単です!
テープを作る必要がないので、生地も無駄になりません。
ミシンは使わずに出来ますので、作ってみませんか!
シャドーキルトの良い所は
ハワイアンキルトと違い、カットラインをチュールレースの上から押えるようにキルティングします。
鋭角の角やカーブ、細い線や小さな切り抜きがあるデザインも作る事が出来ます。
細かいデザインを作れるのはシャドーキルトのいい所です!
動画もありますので、ご覧になってみてください。
貝がらのシャドーキルトに必要な材料
- モチーフ(貝がら)用 白生地 12cm×9cm。
- 土台布 15cm×15cm ブルーにしました。
- キルト芯 15cm×15cm 100均で買えます。
- 裏側生地 20cm×20cm ふちどりにもなる生地です。
- ヘラ、熱で消えるペン、はさみ、定規など。
簡単ふちどりのシャドーキルトの作り方
今回は貝がらモチーフにしましたが、ホヌ(ウミガメ)も海のイメージでピッタリです。
フリー画像サイトで検索すると無料で使えるイラストが見つかるので、お好きなモチーフで作ってみてください。
絵が上手な方は、夏のイメージで書いてみるのもいいですね。
モチーフをカットする
今回使用した型紙はこちら↓
直接生地にカットラインを書きます。(濃い色の生地は不織布に写してから一緒にカットします)
土台布の周囲1~1.5cm位空けて配置できる大きさのモチーフにしましょう。
ふちどりをした時に、モチーフの上にかかる事もありません。
生地に写したカット線に沿ってハサミで切ります。
カット後しるしが残っている場合は、アイロンで消しておきます。
貝がらの縦のキルトラインを書きます。
生地を重ねる
土台布と裏地の中心に折り目を付けておき、中心が合うようにします。
土台布にカットした「貝がら」と「泡」を配置し、キルト芯に乗せます。
裏側布(表を下向き)の上に中心を合わせて置き、一番上にチュールレースをのせます。
待ち針で数か所固定し、縦・横・外周にしつけをかけます。
キルティングをします
モチーフの貝がらの縦線をキルティングします。
モチーフのキワを「落としキルト」します。
最後は、8mm程度の幅の「エコーキルト」(モチーフのキワから放射状に縫うキルト)をします。
チュールレースの網目が大きめなので、大きめの波縫いで縫います。
縫い終わったら、ドライヤーでしるしを消しておきます。(アイロンだとチュールレースが溶ける可能性があるため)
パイピングします
裏側の生地を表側に倒してパイピング(ふちどり)をします。
キレイに土台サイズにパイピングできるように、土台のラインを裏側生地に「ヘラ」でしるしを付けると、折りやすくなります。
裏側布を土台布の端に合わせて折ります。
「わ」になった部分を表側に折り上げます。
待ち針で固定します。
この状態のまま一周待ち針でとめてから「まつり縫い」をするか、一辺ずつ「まつり縫い」をするか、お好きな方法で始末してください。
初心者さんは一辺ずつ始末する方がラクかもしれません。
最初の一辺は、目立たない下の辺から縫うといいと思います。
土台のある部分だけをまつり縫いします。
その後、角の始末をします。
角は先に折り上げた辺の端を、土台の端に合わせて三角に折ります。
裏側布を土台布の端に合わせて折ります。
「わ」を表側に折り上げます。
角がピッタリ合うとキレイなので、合わない場合は折り幅や三角の角度を調整してみてください。
額縁風に仕立てることが出来ます。
ぐるりと一周すれば本体の完成です。
飾れるように、裏側にリボンやヒモでループを作り縫い付けます。
テープのパイピングではないので、縫い目が見えてしまうため、お花の飾りで隠しました。
完成です!
初心者さんにも簡単シャドーキルトまとめ
- パイピングはテープを使わず裏側布でくるむ方法なので簡単です。
- チュールレースの網目にかかるように、粗めの波縫いにします。
- 初心者さんは、一辺ずつ縫ってから、次の辺の角を作って縫い進めるとキレイに縫えます。
- 裏側のループは縫い目が見えるので、花のパーツやスパンコールなどで隠すとキレイです。
作り方を覚えてしまえば、季節やイベントによってモチーフや生地の色を変えて楽しめます。
小さいのですぐ飾れますよ。
ぜひ、作ってみてください。
コメント