ナスカンやDカンの種類や使い方を紹介します。
100均でも手軽に買えるようになった便利なハンドメイドパーツ。
「使い方が分からない」
「同じ使い方しかできない」
「どうすれば便利に使えるの?」そんなお悩みをお持ちの方!
是非、ナスカンの便利な使い方があるので試してみてください。
ハギレ消費にもなって、ハンドメイド作品が、より便利になりますよ!
ダイソーやセリアなどの100均のナスカンは便利に使える!
今では、どの作品もタブの代わりにナスカンテープとDカンを付けてしまうくらい、便利に使っています。
小物を作るときは、「Dカン」だけでも付けておいて、「ナスカン」も付けるともっと便利に使えそう!と思ったものは、「ナスカンテープ」とセットで付けます。
細長いハギレがあったらたくさん作っておくと、すぐ使えて便利ですよ!
「ナスカンテープ」って何?
イメージしづらい時は、先に動画をご覧になってみてください。(4分位で見られます)
意外と簡単にできるので、ハンドメイド作品に取り入れてみてください。
ダイソーやセリアなどの100均で売っているナスカンと、今まで捨ててしまっていた細長いハギレが便利グッズに変身です!
ポーチやキーホルダー・ポケットティッシュケースなどのハンドメイド小物にプラスして、バックの持ち手にかければ「バックの中に埋もれて取り出せない!」なんていう事もなくなってストレス解消です。
フリマ用やプレゼントに作るなら、付けることをおススメします!
小物に付けるととっても便利なナスカン金具!
ナスカンって何?
パーツの名前は知らなくても、見れば「あ~このパーツのことね」ってすぐわかるくらい、身近なハンドメイド金具です。
ハンドメイド小物を作るなら是非取り入れてみて!
ナスカンって知らない方もいらっしゃると思いますが、実は私もその一人でした・・・名前を知らなかったけど、使い方がわかったらすご~く便利なんです!
誰しも一度はナスカン金具使った事があると思いますが、どうせなら「ナスカンがない小物」より「便利そうだからナスカン付きの小物」を選んでしまいますよね!
私もそうなんですけれど、小物を作ってプレゼントした時、ナスカン付けただけで「これ便利ね~!」と喜ばれたりするんです。
実際、「この小物にナスカン付けられない?」とリクエストいただいた事もありますし、「Dカン付いてるとショルダーバックに出来るから付けて~」と頼まれることもありました。
小さいポーチに「Dカン」が付いているだけで用途の幅が広がるので、小物ほど付けると便利になるんです!
ひとくちに「ナスカン」といってもいろんな種類があるんです。
私が一番使うのは「レバーナスカンの10mm径」で、テープを通すところが平らなタイプで、Dカンもそれに合わせて10mm径を使っています。
皮製品で使われているのは丸いタイプが多く、100円ショップで売られているのも丸いタイプのナスカンがほとんどです。
たまに平らなのも見かけるのですが、旅行カバンの肩掛けヒモ用みたいに太いテープを通すサイズで、小物には向かない物しかなかったりします。
小物にあんまり大きなナスカンを付けると、重たくなるし、目立つし・・・
そうすると2本セットで入っているので、ちょうど小物にピッタリなサイズの合計4組のナスカンとDカンが使えるようになります。
100円ショップに行くと、ナスカンもDカンも売っているので、ぜひ探してみてください。
色も、シルバーやピンク・ブロンズ・アンティークなど、結構バリエーション豊富なので使う生地や好みに合わせて選べます。
手芸売り場にあったり、レジンやビーズ売り場にあったり色々お店によって置いてある場所が違うので、探す楽しみもあります!
100均で揃う!ナスカンテープに必要な材料
材料 | 用途・サイズ |
ナスカン
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Dカン |
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ナスカン・ループ用生地 |
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今回はナスカン(10mm径)、Dカン(10mm径)を使用。
ナスカンテープ(ひも付きナスカン)の作り方
小物を作る前に、同じ柄の生地で作っておけば、作業がはかどります。
ナスカンにテープ(ひも)を付けます
ナスカン用生地を横半分に折り、見える程度に線が残る強さで中心にしるしを付け、しるしを目安にして両側を中央に向かって折り、バイアステープのように半分の幅にします。
テープメーカーがあれば、もっと簡単にテープが作れるのでしょうが、私ははヘラで折り目を付けることが多いです・・・ヘラを一つ持っていると便利につかえるのでおススメです!
この状態でアイロンをかけて、しっかりと折り目を付けるとキレイに仕上がります。
ヘラは小学校の家庭科の授業で使っていたものを、いまだに使っています!
出来上がったテープにナスカンを通して中央に移動させ、ナスカンのすぐ下を手縫いで両脇を縫い留めます。
玉結びが見えないようにしたいので針をテープの内側から刺して玉結びを隠し、とめる時も内側で玉止めすれば見えなくなってキレイです。
端ミシンをかける時に、押えが金具に乗り上げてしまうので、金具付近まではミシンがかけられないため、このひと手間がポイントになるんです。
二つ折りになったテープを重ねて待ち針でとめ、2mmくらいの端ミシンをかけます。
ナスカンに近い部分は、縫う方向を変えたとき「押え」が乗り上がってしまって「糸がらみ」の原因になるので、押えの幅分の手前まで縫って向きを変え、反対側の端ミシンへ移り、そのまま縫い始めに戻ります。
これでナスカンテープの完成です!
ナスカンをひっかけるループを作ります
ナスカンテープと同じように中央に向かって折ったら、さらに中央を折って半分の5mm幅にします。
ここはしっかりアイロンかヘラを使って折り目を付け、開いている側に端ミシンをかけます。
無理にギリギリ端を縫うと、ミシン目が生地から外れて落ちてしまうので注意しながらゆっくり縫うのがおススメです!
作品に付ける時は、半分に折ってループにするので多少縫い目がズレていても目立たないから大丈夫です。
ループ用テープの完成です!
共布にこだわらなければ、短く余っていて使い道がなさそうなヒモを使ってもエコでいいですね。
ループを付ける代わりにDカンにする場合は、ナスカンテープと同じ作り方です。
最初はよく間違えたんです・・・
出来上がった時に、袋の内側にナスカンテープとループが入ってしまうので、やり直しになるので注意してください。
簡単に作りたい時は、市販のテープやリボンでOK!
「長いハギレはないなあ」「バイアステープみたいにして縫うのは面倒」と思う方には、レースのテープやバイアステープなどを使うと簡単でおススメです!
三つ折りにする手間が無く、ミシンで縫うだけで済むのでよく使います。(このリボンは100円ショップで買いました!可愛いので見つけると必ず買ってストックしています!)
バイアステープも既に折ってあるのでラクです。カワイイ柄がたくさんあるので、作品に合わせて使い分けるといいですね。(これも100円ショップ・・・かわいいのを見るとついつい買ってしまう・・・)
サテンリボンでも可愛く出来ます!(これは手芸屋さんの「一巻き売り」で10m税込み132円でお買い得でした!)サテンリボンはちょっと豪華さがあって好きで、巾着のリボンとして使ってもカワイイです!
カードケースに付けてみました。お店のポイントカードの管理が楽々出来て、レジ前で財布をゴソゴソしなくて済む便利アイテムになりました。
カードケース型紙のPDFはこちら↓
プレゼントしたら大好評で、たくさん作りましたよ!
男性はバックを持ち歩く習慣がないらしく、ポケットにやたら色々詰め込んでいますね・・・イヤホンやスマホの充電コードを入れても便利に使えるので、男性にもおススメです。
バックの持ち手に付けるだけじゃなく、ズボンやスカートのベルト通しにぶら下げれば、手ぶらでお散歩にも行けますね。
使い方はアイディア次第!
ナスカン小物は必需品になって「作って良かった!」を実感!
年齢を重ねるたびに、カバンの中身を「ごそごそ」探すことが多くなりましたが、バックの持ち手につけたら小物が行方不明になることがなくなりました。
特にキーホルダーに付けて、しかもリール付きにしたら、帰宅時に暗くなった玄関先で「ごそごそ」とバックをひっかきまわす怪しい行動をしなくて良くなりました!
それが一番便利!で「作って良かった・・・!」と実感した瞬間!
欲しいサイズのナスカンは「フリマサイト」で購入!
最初は100円ショップ巡りで探し回りましたがなかなか見つからなくて、手芸屋さんではもちろん売っているのですが、これが高くて買うのに躊躇してしまいます!
フリマサイトでは大好きな「ハワイアンファブリック」もよく買いますが、たまに手芸屋さんでは売っていないような掘り出し物が見つかることがあります。
「不要だから・・・」で出品されるのでしょうが、私にとっては宝の山でワクワクします!
しょっちゅう安くて良いものを実店舗やネットでひたすら時間をわすれて探していますが・・・これも楽しいんですよね~!
これからも、ナスカンを使った実用的な小物の作り方を紹介していきたいと思いますので、見ていただけたら嬉しいです!
便利なナスカンの付け方ポイント!
- 付けたい小物の種類によって、ナスカン・Dカンの大きさや色などを変えてみましょう!
- ナスカンテープの端ミシンは、「押え」が乗り上げないようにナスカンの手前で向きを変えてから反対側の端ミシンをかけましょう!
- テープの素材を変えてみるのも有りです!
- ハンドメイド小物をフリマ販売するときは、「あんまり売れないなぁ・・・」と思う物があったら、付けてみてはどうでしょうか・・・私は効果ありましたよ~!
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